導入事例
データセンターの
空気清浄度管理
社内システム型(オンプレミス型)データセンター内において、電子機器への塵埃の堆積はトラッキング現象を引き起こし、最悪の場合は火災に至る事故を引き起こす可能性があります。
ASHRAE(アメリカ暖房冷凍空調学会)のガイドラインでは、ISO14644-1クラス8の空気清浄度を満たすことを推奨しています。パーティクルセンシングモニターを設置すれば、リアルタイムでの異常監視を実現できます。
また、オプションの温湿度センサをモニターに接続すれば、温度・相対湿度・空気清浄度を同時計測することが可能になります。
パーティクルセンシングモニターの設置事例
専用ゲートウェイに必要なセンサデバイスを接続して、オンプレミスで安全なネットワークを構築できます。
また、専用のアプリケーションソフト(モニタリングソフトウェア)を使用頂くことで、各部屋における環境の遠隔監視やデータの一元管理が可能になります。
- 社内のネットワーク環境下で独自に監視システムを構築したいお客様におすすめです。
- センサ・専用ゲートウェイ・アプリケーションソフトをワンパッケージでご提供いたします。
- お客様独自のシステムとデータを連動させたい場合は、通信仕様を開示することも可能です。
モニタリングソフトウェア
パーティクルセンシングモニター専用のアプリケーションソフトで、センサから送られるデータの取り込みや設定変更、グラフやマップの表示、メール通知などの機能を使用することが可能です。一つのソフトで最大10台の集中監視が可能。
グラフ表示
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センサの計測値をグラフ表示します。リアルタイムで経時変化を確認することが可能になります。
マップ表示
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パソコンに取り込んだマップ上で、センサのステータスと計測値がリアルタイムで確認できます。
データ保存
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接続したセンサのステータス情報や計測値はCSVファイルで保存されます。
ユースケース
空気清浄度の管理
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- サーバールーム環境の見える化
- 空調システムの制御(省エネ)
- 連続測定データの蓄積
異常検出
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- トラッキング現象の予兆保全
- 空調故障等の異常のリアルタイム検出
遠隔監視・一元管理
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- 各エリア環境の遠隔監視システムの構築
- 巡視回数の低減