導入事例
食品製造・検査工程の
空気清浄度管理
社内システム型(オンプレミス型)食品の安全・安心のためには、製造現場の衛生管理が重要になります。2021年6月にはその管理手法であるHACCPが制度化され、原則としてすべての食品など事業者がそれに沿った管理を求められることになりました。
空気からの微生物汚染リスクを最小限に留めて、安全な食品を製造するためには、それらが付着する浮遊粒子やその環境の空気清浄度をモニタリングすることが非常に重要です。
パーティクルセンシングモニターであれば、複数個所に設置して、リアルタイムで異常の有無を監視することが可能です。
パーティクルセンシングモニターの設置事例
専用ゲートウェイに必要なセンサデバイスを接続して、オンプレミスで安全なネットワークを構築できます。
また、専用のアプリケーションソフト(モニタリングソフトウェア)を使用頂くことで、各製造工程における環境の遠隔監視やデータの一元管理が可能になります。
- 社内のネットワーク環境下で独自に監視システムを構築したいお客様におすすめです。
- センサ・専用ゲートウェイ・アプリケーションソフトをワンパッケージでご提供いたします。
- お客様独自のシステムとデータを連動させたい場合は、通信仕様を開示することも可能です。
モニタリングソフトウェア
パーティクルセンシングモニター専用のアプリケーションソフトで、センサから送られるデータの取り込みや設定変更、グラフやマップの表示、メール通知などの機能を使用することが可能です。一つのソフトで最大10台の集中監視が可能。
グラフ表示
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センサの計測値をグラフ表示します。リアルタイムで経時変化を確認することが可能になります。
マップ表示
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パソコンに取り込んだマップ上で、センサのステータスと計測値がリアルタイムで確認できます。
データ保存
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接続したセンサのステータス情報や計測値はCSVファイルで保存されます。
ユースケース
空気清浄度の管理
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- 製造環境の見える化
- 空調システムの制御(省エネ)
- 連続測定データの蓄積
コンタミネーション対策
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- 粗粒子(落下塵)の計測
- 発塵イベントの特定
- 清掃タイミングの確認
異常検出
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- 異常のリアルタイム検出
- 製造ロスの低減
- 工程監視回数の低減